2025年12月4日NHK首都圏ネットワーク「インフルエンザ流行~子どもの看護・仕事 両立」ということでオンライン出演し、コメントが流れました。
放送では短く流れましたが、取材では以下のポイントについて話しました。
・子の看護休暇は2002年の法改正で努力義務として導入。5日間は当時、女性が子どもの看護で何日休んでいるかを調査して決定したとのこと。
・この看護休暇は2005年から義務化。2010年から子が2人以上で10日間となり、2021年から時間単位での取得可能となった。義務化からも20年経っている。例えばインフルエンザでも流行が長期化しており、何度もかかることもあるなど、日数については再度調査など行い、見直しが必要と思う。
・看護休暇の取得期間も小3までとなっているが、小6まで伸ばすことも検討すべき。インフルエンザについては中学生でも異常行動が見られるため、利用期間も柔軟に対応できるようにしてはどうか。
・現状は無給のため、有給休暇から切り崩して使う人が多い。一部企業では有給化している。体力がない企業が有給化するのは難しいため、国として企業に助成金を出すなど有給化への支援も必要。
・子どもが病気の時には仕事を休める風土も必要。またどうしても休めない時のために、病児保育や病児シッターなど、事前に調べておくと安心。
・学級閉鎖などで子どもが病気でなく休みになる場合には、友だち家族と連消して預かり合うなどの対策もおすすめ。
