子どもの気持ち

子どもの気持ち、考えてますか?

子ども虐待防止や体罰等の禁止を進めるためには、親や周囲の大人が子どもの気持ちを考えたり、聞いたり、尊重することが大切です。それは、何でも子どもの言うとおりにするということではなく、子ども自身が持っている気持ちを大事にするということ。子どもの気持ちは親や大人とは違うこともあるのです。

気持ちを表現できたり、大事にされることは、子どもの権利です。

気持ちを共有できるようになれば、その先の行動をどうしたらいいのかと、考えるきっかけになるでしょう。親や大人の考えと違っても、それぞれの気持ちを尊重し合い、お互いに考えて、ベストな選択をできたら、きっと笑顔が増えるはず。

そんな想いを実現するにはどうしたらいいかと、コエール2021に参加の「スマイルスビルズ」というプロジェクトメンバーが考えてくれました。ぜひ、親子の時間、保育園、幼稚園、学童などで、お面を作ってみませんか。そして、子どもの気持ちを聞く、話す、きっかけになればと思います。

そして「そっか、そんな気持ちだったんだね」とぜひ、気持ちを肯定していただけたらと思います。「イヤだ」「やりたくない」などの気持ちを持たれると大人は困ることもありますが、気持ちは大事にされなくてはなりません。そのうえで、「どうしたらいいか」「なにか手伝えることはある?」と相談できる、親子関係、大人と子どもの関係を作っていきましょう。

いろんな気持ちがあるよ

様々な表情の種類があります。これは、NPO法人ぷるすあるはさん『こども情報ステーション』の「今日のきもち日記」のもの。

このほかにもいろいろあるかもしれません。ぜひ、どんな気持ちがあるかなと子どもと話してみましょう。

※NPO法人ぷるすあるはさんは、“精神障がいやこころの不調、発達凸凹[デコボコ]などをかかえた親とその’子ども’を応援するサイト“を作っていらっしゃいます。

 

ルーレットで遊んでみる

「きもち日記」を参考に、紙皿に貼り付けてみたり、文字で書いてみたりして、ルーレットを作成。

くるくると回してみて、矢印が指し示したところの気持ちだったときのエピソードや気持ちの話を大人と子どもで伝えてみよう。

 

お面を作ってみる

ルーレットが指し示した気持ちのお面を作ってみたり。自分が作りたい気持ちのお面でもなんでもOKです。

写真は紙皿を使っていますが、画用紙で子どもが頭にかぶれるお面を作るのも楽しいですね。

 

お面を作ったら拡散してください!

#おめんでごめん

「ごめん」っていうのは、謝っているわけではなく、「ごめんください」という他者に紹介するという意味。いろいろな気持ちがあるよ、そんな気持ちを紹介するよという意味で、ハッシュタグにしてみました。

「わが家はこんな風に楽しんだよ」って、ぜひたくさんの親子の、大人と子どもの場面を投稿してください。

こちらに紹介した以外でも、いろいろな気持ちを伝えあう方法があると思います。ぜひ、楽しいアイディアがあれば「#おめんでごめん」で共有してくださいね!