埼玉県「児童虐待防止サポーター研修」全12回の講師をして、約800名にお伝えしました

埼玉県「児童虐待防止サポーター研修」が2021年10月-2022年2月に全12回行われました。

■埼玉県の取り組み(HPより)

埼玉県ではこれまで、児童相談所の体制強化の為、児童相談所に配置する児童福祉司・児童心理司を増員し、対応体制の強化に努めています。令和元年度には全国に先駆けて、警察と児童相談所の間で、児童虐待情報共有システムを構築し、リアルタイムでの情報共有を行うシステムを作り、児童虐待防止施策を進めています。さらに、市町村など関係機関との連携強化、民間との協働を進めており、様々な方向性で、全県が一丸となるよう児童虐待防止に取り組んでいます。

 本事業では、このような取り組みの一環として、子どもと直接接する教諭や保育士に従事する方々や、民生・児童委員など身近な地域社会で子どもの支援に当たっている方々に、児童虐待に関する基礎的な知識や実践的な対応力を身に付けてもらうことで、「児童虐待防止サポーター」として養成し、子ども達が健やかに成長できる、虐待のない埼玉県を目指しています。

■専門サポーター

受講対象は「幼稚園教諭・保育士・学校に勤務する者、学童や児童館の職員、家庭児童相談員など子どもに関する業務に携わっている方」で所要時間3時間。

■地域サポーター

受講対象は「民生・児童委員や学校応援団、スクールガード、こども食堂等の、地域で子どもの支援を行っている方」で、所要時間2時間。

リアル会場は、さいたま市、熊谷市、越谷市で、オンライン研修もありという予定でしたが、コロナ禍のため、かなりの会場でオンライン研修に変わってしまいました。

それでも、リアルでお目にかかれた方もいてうれしかったです。

会場によっては満員のところも多く、埼玉県の支援者の皆様の「虐待をなくしたい」という想いが伝わってきました。

最近の講座や研修では、講師として私の紹介を入れてくださっての募集がほとんどです。その場合は、どのような感じなのかなとイメージしつつ参加くださる方も多く、お話しを受け入れてくださる環境の中でお話しさせていただいています。

ですが、今回の研修は、私の講師名が公にならない状態での参加者募集でしたので、参加された方ががっかりする内容にならないようにと、心配しながらでもありました。でも、たくさんの「参考になった」「支援に役立てていきたい内容がいっぱいだった」などのコメントをいただき、感謝しています。

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