オンラインワークショップ「お面で御免でぃ」~親子でお面をつくって気持ちを話してみよう~

「親子、大人と子ども、子どもだけでもOKのワークショップです。お面を作って、楽しかったこと、うれしかったこと、怖かったこと、困ったことなど、わいわいお話ししてみましょう!」という親子向けワークショップを開催しました。

親子向けですが、大人の方も参加。和気あいあいと楽しみました。

なぜこのような試みをしたのかと言うと。

子どもの権利というと、ちょっと難しい感じがしますが、子どもが自分の思っていることを言ったり、子どもの気持ちが大切にされるということも子どもの権利。

忙しい日々の中で、子どもの気持ちを聴くことができなかったり、子どもも年齢や性格、その日の気分などによってなかなか言ってくれなかったり。

そんなときにぜひ取り入れてみて欲しいなぁと、コエールに参加したプロジェクトメンバーが考えてくれました。

いろんなきもち日記 – 子ども情報ステーションby ぷるすあるは (kidsinfost.net) を参考にしながら、どんな顔のお面を作ろうかなと決めて、お面を作成。紙皿を使ってますが、材料は画用紙などでも何でもOK。マジックや、折り紙、シール、ほか家にあるいろんなものを使って、親子で楽しんでみてください。

参加したお子さんのママから、終了後に以下のようなコメントをいただきました。

・息子に「どんな気分?」と聞いたら「昨日、お外でパパとママとおしゃべりしたのがうれしい気分」と言っていました。

・「今日はお休みで嬉しいけれど、明日は保育園で嬉しいとイヤが混じって普通の気持ち」とのことでした。年長さんになって、なかなか素直に自分の気持ちを伝えてくれないことも増えてきたので、親子で話すきっかけになるワークショップというのは、素晴らしいなと思いました。

参加した5歳の男の子が、お面を作った後に楽しくなって、体部分も作ってくれたそうです♡

虐待防止とは、ちょっと遠い活動のような気がする方もいると思いますが、子どもの考えを聴いたり、気持ちに寄り添ったりすることで、きっと子どもとの向き合い方や親子の関係が、素敵な方向に変わってくると思っています。そのような親子関係が広がると、言うことを聞かせるために体罰や暴言を使ったり、エスカレートして虐待と言うところにならないではないかなと、思っています。

ぜひ、みなさんのお宅での親子時間や、保育園や学童の活動などにも、取り入れてみていただけたらと思っています。高齢者施設などでも、このような試みを取り入れてくださるのもいいのではと思いました。

「子どもの気持ち」というコーナーでも紹介しています。よかったらご参考に!