ベビマ講師養成講座で「たたかないどならない子育て講座」を実施

さら助産院の「ママズケアベビーマッサージ講師養成講座」で3年くらい前から講師をさせていただいています。

先日のベビマ講師養成講座。毎回4~6人程度の少人数で実施してくださいます。

子育て支援者へ「たたかないどならない子育て講座」をさせていただくことは、講師になられた皆さんからまた受講者の方々に「たたかないどならない~感情的にならない子育て」の考え方が伝わっていくので、私にとってもとてもありがたい講座です。

 

講座で使っているスライド。「子ども虐待防止の手引き」に「叩く」と言う言葉も含まれています。

一般のパパママ向けに「虐待の定義」をお伝えする場合もありますが、その場合は、「叩く」と言う言葉を入れたこのスライドは使いません。

支援者向けの場合には、身体虐待の定義の変更について、押さえます。

「身体的虐待」は「殴る、蹴る、投げ落とす…」となっていましたが、改正「子ども虐待防止の手引き」により、「叩く」も身体的虐待に定義されています。

支援者の皆さんが、ママやパパに接するときに、虐待防止について直接的に語る場面はないと思いますが、子どもとの向き合い方の基本姿勢として「叩いてもいい」「叩くことも必要」という考え方を伝えないことが大切です。

支援者が「いうことを聞かなかったら、ママやパパがイライラしたら、1発くらい叩いてもいいんだよ」と伝えてしまうことで、ママやパパが子どもと向き合うときに「叩くべきか?」と迷うことにもなります。

子育てに、叩いたり怒鳴りつけるのは不要。

叩く、怒鳴るで、子どもの行動を制止したり、親の思い通りにやらせても、それは子どもを威圧し、支配しているだけのこと。

困りごとを子どもと共に考え、解決していく…そんな向き合い方をぜひ、ママパパに伝えていく支援者になっていただけたらと思います。

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