「子育ての世界の豊かさに気づいた」PHPのびのび子育ての記事に感想をいただきました!

「PHPのびのび子育て」の巻頭記事に「子どもは短期・ジコチューであたりまえ!」掲載いただきました。

ヤフーニュース掲載

https://news.yahoo.co.jp/articles/887f53949ebe1699f4853a006c36665d86a9b614?page=1

PHPのびのび子育て掲載

https://family.php.co.jp/2020/05/post18.php#more

つい先日、別な媒体で取材くださった記者さんが、パパとしての感想をくださいました。今はコロナの影響で在宅勤務とのことです。共有をご了解いただきましたので、以下ご紹介します。

「昨晩、子どもを寝かしつけてから、ゆっくり拝見させていただきました。
周りに家族がいなかったせいもあるのでしょうか、それともこのテレワーク子育て期間を通して自分の中の何かが変わったからでしょうか。

これまでたくさんの教育・子育て関係の記事を読み学んできましたが、これまでにはない感慨といいますか、グッと響く感じといいますか、胸のうちからこみ上げるものがありました。
取材を通して高祖先生の声が耳朶に残っていたことも、大きいような気がします。
 
記事中にありました
「親とは違う気持ちをもっているということを認める」との一節。
この一点ができるかどうかで、子育ての世界の豊かさに天地雲泥の差が出ることを、しみじみと感じています。
 
おかげさまで、高祖先生の取材以降、平日日中の、妻が仕事で不在の間における子どもとの関わり方に少しずつ変化が現れ始めました。
 
特に、長男に対して、です。
今までは、ご飯にしても、片付けにしても、なんにしても、こちらから「食べよう」「片付けよう」と言っても、100%の確率で、感覚的には120%の勢いで「やだ!」とか無視とかされるので、そのたびにイラっとしておりました。すぐに怒ったりはしないものの、それが朝から夕刻まで続くと、堪忍袋の緒が切れて……の繰り返しでした。
妻が仕事から帰宅するころには、自分はボロボロになっている……みたいな。
 
それがここ2週間、対応が少しずつ変化が現れ始めました。
高祖先生から教わったこと、ご提示いただいた視点を、何かあるたびに思い起こし、胸に刻むように深呼吸をしてから子どもと向き合うようになりました。
それは、「男親として」とか、「男の子だから」といった自分の中に無意識のうちにはびこっていたであろうステレオタイプと向き合いながら、それを少しずつ剥いでいくような営みでもありました。
 
そんな自分の変化を、長男も感じ取ってくれたのでしょうか。
きのうのお昼過ぎ、隣の部屋から「パパ、見てみて!」と呼ばれるので、仕事の手を止めて行ってみたら、プラレールのおもちゃの車両を1両ずつ、横に連結するのではなく、うず高く上へ上へと積み上げていたのです。
それこそ10 両はあったでしょうか。
以前だったら、仕事中に呼ばれて「なにやってんだ……」とため息をついていたかもしれません。
それが昨日は自然と「なにやってんだ(笑)」と、彼の発想を一緒に面白がり、次の瞬間には「すごいねー! ジェンガみたいじゃん!」と抱きしめることができました。

ジェンガ、というキーワードに反応したのでしょうか。
すぐさま「バーン!」と言いながら、彼が、車両の山を崩したところまで含めて、それはそれは、楽しいひとときでした。
 
PHPの原稿の末尾につづられておりました
「自分との違いを楽しんだり、おもしろがったりしてみましょう」との一節を、昨夜、子どもたちが寝静まった後の居間で一人、拝見しながら、少しだけ高祖先生のアドバイスを実践できたことに、誇らしさにも似た思いが湧いてきて、ニヤッとした私です。」

お子さんとの接し方のヒントになったようで、とてもうれしく思います。